×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
にゃんにゃんの日
目が覚めると、いつものようにマスターの腕の中にいた。
だがふとマスターの頭の上にはあるはずがない動物の耳のようなものが目に入り、飛び起きた。
「え…え……?」
飛び起きたと同時にまたマスターの腕の中へと引き戻されたが。
「うるさいぞ、リィン。まだ寝るぞ」
「いや、あの…マスター……?」
「なんだ」
「マスターの頭に猫のような耳があるんですけど……」
「あ? と言うかリィン。お前の頭にもあるぞ」
そう言われ、頭にあるという猫耳をがぶりと噛まれ背中に寒気のようなものが走る。
「マ、マスター!?」
「へぇ、尻尾もあるじゃねえか」
尻尾も触られピクリと反応してしまう。
マスターの腕の中から逃げないと、いつまでも続きそうで、必死にもがく。が、なかなか逃げることができない。それからどのぐらい格闘していたのかわからないが、マスターは満足したのか、しばらくしてようやく開放された。
リィンの頭と尻にあった猫耳と尻尾を触ると触り心地が気持よくて、しばらく触っていたが、リィンの機嫌も悪くなっていくのがわかっていたからある程度触ると開放したが、これはもう、完全に機嫌悪くしてるな。
顔がムスッとしてるしな。それをかわいいと思うが、これを言うと更に機嫌が悪くなるんだろうな。
まぁ、そんな顔しながらも、俺と自分の朝飯を用意してるのがこいつらしいが。
「リィン」
呼んでも反応はないが、猫耳の方はピクリと反応している。
猫耳とかあったほうがリィンの反応楽しめそうだな。
「リィン、サンドイッチを作っておけよ。二人分な」
それに首を傾けている。
不思議に思いながらもリィンは作るだろう。
サンドイッチを用意して俺に渡してきたリィンを引き寄せ、転移の術を使う。リィンは驚いていたが、関係なしにそのままリィンを連れ転移する。
リィンが転移するとすぐに離れようとしたため、すぐにまた引き寄せる。
「マ、マスター!?」
「誰もいねえから安心しろ」
そういうとリィンを引き寄せたままその場所に座り込む。
しばらくリィンは俺の腕の中で暴れていたが、やがて諦め、大人しくなった。
「……俺、まだ今朝の怒っているんですからね」
そう言いながらも、遠慮がちに甘えてくる。
「だったら、俺に生えてる耳と尻尾、堪能するか? お前になら触らせてやるぞ?」
「いいんですか?」
「あぁ。その代わり、膝枕しろ」
マスターに生えた耳と尻尾を触る代わりに、膝枕をしろと言われ、そのぐらいならと返事をした後、マスターに言われ作っておいたサンドイッチを軽く食した後、マスターは俺の膝枕で昼寝をし始めた。
俺の膝枕なんて心地いいのかわからないが、マスターが何も言わないので大丈夫なのかなって思う。そして俺は、マスターに生えた耳と尻尾を恐る恐る触り始める。
(あ、ふさふさ……この毛並みの手触りいいな)
昔、まだユミルに置いて行かれる前、アリアンさまに耳と尻尾付きの服を着せてもらっていたなと、ふと思い出した。
あの頃はその服が気に入って、何日も着ていた記憶がかすかに残っていて、懐かしい気持ちになった。
(あれ……そういえば、あの時マスターやアリアンさまや盟主さまに写真をいっぱい取られていたような……? それ以外でもいっぱい撮られた記憶はあるけど、その写真って、今どうなってるんだろう……残っているのかな?)
不思議に思ったが、それを今確かめる方法はない。
特にアリアンさまと盟主さまには会えていないのだから。
(マスターには今確認することもできるけど、昼寝してるから起こすのは忍びないし……まぁ、今はマスターの耳と尻尾を堪能しておこう。今日だけかもしれないから)
それから暫くの間マスターの耳と尻尾を堪能した後、気持ちいい日差しに睡魔が襲い、そのまま目を閉じた。
次に目を覚ますと、マスターに膝枕されてて、慌てて飛び起きたけど、今日もまだ平和です。
ちなみに、幼いころにたくさん撮られたというリィンの写真は、大量に保管されているらしい。そしてそれはアリアンロードや盟主、そしてマクバーンの密かな癒しになっているらしい。
目が覚めると、いつものようにマスターの腕の中にいた。
だがふとマスターの頭の上にはあるはずがない動物の耳のようなものが目に入り、飛び起きた。
「え…え……?」
飛び起きたと同時にまたマスターの腕の中へと引き戻されたが。
「うるさいぞ、リィン。まだ寝るぞ」
「いや、あの…マスター……?」
「なんだ」
「マスターの頭に猫のような耳があるんですけど……」
「あ? と言うかリィン。お前の頭にもあるぞ」
そう言われ、頭にあるという猫耳をがぶりと噛まれ背中に寒気のようなものが走る。
「マ、マスター!?」
「へぇ、尻尾もあるじゃねえか」
尻尾も触られピクリと反応してしまう。
マスターの腕の中から逃げないと、いつまでも続きそうで、必死にもがく。が、なかなか逃げることができない。それからどのぐらい格闘していたのかわからないが、マスターは満足したのか、しばらくしてようやく開放された。
リィンの頭と尻にあった猫耳と尻尾を触ると触り心地が気持よくて、しばらく触っていたが、リィンの機嫌も悪くなっていくのがわかっていたからある程度触ると開放したが、これはもう、完全に機嫌悪くしてるな。
顔がムスッとしてるしな。それをかわいいと思うが、これを言うと更に機嫌が悪くなるんだろうな。
まぁ、そんな顔しながらも、俺と自分の朝飯を用意してるのがこいつらしいが。
「リィン」
呼んでも反応はないが、猫耳の方はピクリと反応している。
猫耳とかあったほうがリィンの反応楽しめそうだな。
「リィン、サンドイッチを作っておけよ。二人分な」
それに首を傾けている。
不思議に思いながらもリィンは作るだろう。
サンドイッチを用意して俺に渡してきたリィンを引き寄せ、転移の術を使う。リィンは驚いていたが、関係なしにそのままリィンを連れ転移する。
リィンが転移するとすぐに離れようとしたため、すぐにまた引き寄せる。
「マ、マスター!?」
「誰もいねえから安心しろ」
そういうとリィンを引き寄せたままその場所に座り込む。
しばらくリィンは俺の腕の中で暴れていたが、やがて諦め、大人しくなった。
「……俺、まだ今朝の怒っているんですからね」
そう言いながらも、遠慮がちに甘えてくる。
「だったら、俺に生えてる耳と尻尾、堪能するか? お前になら触らせてやるぞ?」
「いいんですか?」
「あぁ。その代わり、膝枕しろ」
マスターに生えた耳と尻尾を触る代わりに、膝枕をしろと言われ、そのぐらいならと返事をした後、マスターに言われ作っておいたサンドイッチを軽く食した後、マスターは俺の膝枕で昼寝をし始めた。
俺の膝枕なんて心地いいのかわからないが、マスターが何も言わないので大丈夫なのかなって思う。そして俺は、マスターに生えた耳と尻尾を恐る恐る触り始める。
(あ、ふさふさ……この毛並みの手触りいいな)
昔、まだユミルに置いて行かれる前、アリアンさまに耳と尻尾付きの服を着せてもらっていたなと、ふと思い出した。
あの頃はその服が気に入って、何日も着ていた記憶がかすかに残っていて、懐かしい気持ちになった。
(あれ……そういえば、あの時マスターやアリアンさまや盟主さまに写真をいっぱい取られていたような……? それ以外でもいっぱい撮られた記憶はあるけど、その写真って、今どうなってるんだろう……残っているのかな?)
不思議に思ったが、それを今確かめる方法はない。
特にアリアンさまと盟主さまには会えていないのだから。
(マスターには今確認することもできるけど、昼寝してるから起こすのは忍びないし……まぁ、今はマスターの耳と尻尾を堪能しておこう。今日だけかもしれないから)
それから暫くの間マスターの耳と尻尾を堪能した後、気持ちいい日差しに睡魔が襲い、そのまま目を閉じた。
次に目を覚ますと、マスターに膝枕されてて、慌てて飛び起きたけど、今日もまだ平和です。
ちなみに、幼いころにたくさん撮られたというリィンの写真は、大量に保管されているらしい。そしてそれはアリアンロードや盟主、そしてマクバーンの密かな癒しになっているらしい。
サイト掲載日 [2016年3月23日]
© 2016 唯菜
© 2016 唯菜
| HOME |