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マクバーンはリィンを組み敷いていた。ベッドではなく、ソファで。
リィンの抵抗も簡単に抑えこみ、それさえも面白そうにしながらマクバーンがやりたい時にリィンを押し倒していた。
ただリィンは、マクバーンに与えられる快楽にただ翻弄されるだけ。
「っ…んぁ……。ん……」
「クク、毎回飽きずに抵抗するな、リィン? まぁ、それが面白いがな」
そう言いながら本当に楽しそうに、面白そうに、リィンを突き上げる。
突き上げられるたびにリィンは喘ぐ。声をおさえていても、それさえもマクバーンを楽しませている要因の一つらしい。
身体を反転させられ、顔を押し付けられ、後ろから突き上げられる。それに耐えるようにリィンは握りこぶしを作る。その後のことは覚えていないため、気を失ったのだろうと考えに至った。
マクバーンの体力についていけず、いつも気を失ってしまうのだ。
(全部と一部だとここまで違うんだな……)
情事の後のだるい身体を起こす。いつものように熱さを感じ、冷やすためにいつものようにシャワーを浴びるためにお風呂場へと向かう。
(やっぱり……また…濃くなってるな……)
いつから気付いたのか、マクバーンに不本意な形で抱かれるようになり、その後からリィンの鬼の力が徐々にだが増していっているような感覚があった。そしてそれが確かなものへと変わったのは情事の後の熱さだった。
焼かれるような熱さ。そして身体にマクバーンと同じような模様。
最初は少しだった模様も増えていき、色の濃さも薄かったのが濃くなっていっている。
確実に、マクバーンに近くなっていく感覚にリィンは恐怖と不安を抱いた。
いつの日か、マクバーンと同じようになってしまうのだろうか──。
その時自分はどうなっているのか。
言えることは、確実にマクバーンに近づいてきているということだった──。
サイト掲載日 [2017年12月21日]
© 2017 唯菜
かなり前に書いていたマクリンです。
日付見たら2016年02月11日…ベッター覗いて良かった……( ̄▽ ̄;)
かなり前に書いていたマクリンです。
日付見たら2016年02月11日…ベッター覗いて良かった……( ̄▽ ̄;)
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