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 4月の演習が終わり、第Ⅱ分校に戻ってきて、いつもの日常が過ぎていく。
 4月の演習では色々なことがあったなと宿舎の自分の部屋に戻り、次の日の授業の準備をしながら思い出す。
 内戦が終わり、1年半ぶりに動き始めた結社との対立。実験と言っていたけど、それはおそらくあの機体に関わることなんだろうが、詳しいことはわからない。そして、西風の旅団のこと。フィーの育ての親の団長。
「いろんなことがあったな」
 そしてふと、彼のことを思い出す。
 結社が動き始めたのなら、彼は今どうしているのだろうか。内戦の時に密かに想い合った彼──《劫炎》のマクバーン。
 敵同士ではあるのだから、連絡が取れないのは仕方がないとわかりきっているのに、寂しいと感じてしまう。
「元気……だろうな」
 むしろ彼が体調を悪くするっていうことはないような気がする。
 でも、心配してしまうのは、内戦が終息してからこの1年半、全く姿を見ていないからだ。
 あの時に貰ったペンダントを握りしめ、彼を想う。
「……会いたい……」
 ベッドに転がり、マクバーンを想いながら、眠りにつく。


 クロスベルの某所──。
「だりぃ……深淵もめんどくせぇことしてくれたものだぜ」
 出奔した深淵を捉えるようには言われたが、めんどくせぇんだよな。それよりも、戦鬼の小娘やあのマスター大好きっ子があいつのことを話していたことを思い出す。
 ここ1年半の間に何があったかは詳しくは知らねぇが、妙なことになっていそうだな。
「まぁ、どうせもうすぐ会えるだろう。その時に問いただしてみるか」
 あいつのことを思うと自然と笑みが浮かぶ。
 めんどくせぇ実験のことはあいつに任せるしな。いつものように適当にやるだけだな。


 次の演習地、クロスベルでも異変が起こっていた。
 プレロマ草の出現、それはクロスベル特有のものだと言うが、色が紅だったことが気になる。あの色は煌魔城を思い起こさせるような色だったこともあるが、ランディさんたちが戦ったという幻獣ではなく、違ったタイプで以前俺達が戦った幻獣の亜種だということも。
 しかし、その浜ではそれ以上には特に気になることもなく、咲いていたプレロマ草を採取し浜から去ったが、それを遠くで見ていた人物がいたというのには気づけなかった。
 もし、気づいていたら──俺はどんな行動を取っていただろうか。

「──悪くはねぇんだが。今は”標的”探しの方に集中しておくか」
 あとの楽しみとしてとっておくか。
 遠目で見ただけだが、クルーガーはともかく、新Ⅶ組という奴らはあいつには相応しくないと感じてしまうのは、仕方がないことだよな。まぁ、誰にも渡す気はないがな。
「楽しみにしてろよ」
 聞こえないだろうが、声に出してあいつに伝える。

 しばらくして、実験をしているアイツが灰色の鬼がどうとか聞き、俺より先に会ったのかと思ったが、本当に妙なことになってんな。
「それにしても、あの灰のお兄さんに会わなかったのかい?」
「後の楽しみが減るだろうが」
「ふふ……なるほどね。実験が終わってからのお楽しみ、ということかな?」
 放って置いた分、楽しまなくちゃ損だろう。
 あいつ相手の戦いもそうだが、それ以外でも、な。
 そんな俺の様子を見て横にいるやつはやれやれというような仕草をしている。あともう少しで会えるな──リィン。


 オルキスタワーで夜に開かれる晩餐会の警備をすることになり、オルキスタワーの34Fで待機しアッシュやミュゼの悪ノリに合う中、そろそろ視察団の見送りだという時に、内戦の時に何度か感じたことがあるあの感覚。それを感じたとほぼ同時に爆発音と警報がタワーに鳴り響いた。
 トワ先輩が端末を操作し、表示された屋上の映像に、彼の姿が──結社のNo.Ⅰ《劫炎》の姿が映り出された。
(マクバーン……やっぱり……。いや、今はそれよりも)
 嬉しいという気持ちはあったが、今やるべきことはそれじゃないと自分に言い聞かせ、屋上へと向かう。
 屋上へと向かっている途中に、黒い焔と共鳴しているのか、油断していたら勝手に”枷”が外れてしまいそうだったが、なんとか抑えつつ、シャロンさんと合流し屋上へと辿り着く。
 そこには会いたくて会いたくて仕方がなかった相手と、もう一人の執行者である《道化師》カンパネルラと対峙する。
 俺とシャロンさんはお互い守りたいものがここにあるから戦うんだと太刀を構える。
 そんな最中、Ⅶ組やアッシュとミュゼまで何故か屋上へとやってきたのには焦る。だが、そちらを気にする余裕はない。マクバーン相手にするなら、確かにそうだろう。
 向こうでも戦いが始まり、自分はマクバーン相手に集中する。
(流石に……強いな……。本気じゃないのは分かっているのに……)
 その戦っている相手は何やら面白くなさそうな感じだが──。俺が本気を出してないって、分かっているんだろうな。
 しばらくして戦いは終わったが、生徒たちも、そして自分たちも苦戦を強いられてしまう。
 この戦いで、シャロンさんには庇われて火傷を負わせてしまうし、ユウナもかなり我慢していたのだろう。あの叫びは俺の心に突き刺さる。
(それにしても……マクバーン、月に吼えるのは自分だけにしてくれ……)
 そう思いながらも、呆れてしまったかと心配になってしまう。
 服に隠れて見えないペンダントを握りしめる。
(きっと明日には要請が下るだろうな……)
 マクバーンを想いながらも、明日下るであろう要請に対して、ため息をつく。

 予想通り、レクター少佐が持ってきた要請を引き受け、結社の行方を追うことになった。
 ユウナをこのまま放っておくことはできないが、そちらはクルトやアルティナに任せて、今は結社がどこに行きどこで何をしているのかを探さなければ──。


 あぁ、面白くねぇと、自分が不機嫌なのがわかる。
 鬼の力が内戦のときよりいい感じで混じってはいたが、本気を出しやがらねぇなら、それはそれで面白くねぇ。
「機嫌が悪いね、マクバーン」
「あ?」
 睨みつけるが、カンパネルラはやれやれという仕草をする。
 わかっているなら聞くな。
 ここを嗅ぎつけたときに、本気で来ないつもりなら、その時は覚悟してもらおうか、リィン。


 何か悪寒が駆け巡ったような感覚にとらわれ、アリサたちに心配させてしまう。
 大丈夫だからというと、あなたの大丈夫は信用ならないって言われたんだが。そんなに信用ないのか、俺の大丈夫は──と思ったが、確かに大丈夫と言いながら結構無理してたことあったなと、肩をガクリと落とす。
 そんなやり取りをしながら、俺達はティオ主任が指定したジオフロントへと向かう。やはりと言うべきか、特務支援課の関係者は缶詰状態にされてて、それはティオ主任も例外ではないようだったが、そこに行けば問題は内容で、そこに向かうことにした。そして、ティオ主任の協力の元、急激に霊力が上昇している場所が特定された。その特定された場所──《星見の塔》へと向かおうとして、まさかオリヴァルト殿下が合流するとは思わなかったけれど。
 一旦演習地に戻り、このことを報告した。
 ユウナはまだ伏せっているようだったが、信じて今は星見の塔へと向かった。

 星見の塔の屋上で神機と、そして二人の執行者。
 マクバーンがこちらをちらりと見つめて、少し前に感じた悪寒をまた感じ、さっき感じた悪寒はマクバーンが原因だったんだなとわかった。
 わかったところで、どうすることもできないだろうな。今は、本気で止めるしかないと再び対峙する。
 でも、やっぱりと言うか、結社の方も殿下のことは想定外過ぎたようだ。マクバーンなんか、なぜ帝国の皇子がとか驚いてたしな。気持ちはわかるが。
 それは置いておくとして、今度は本気で二人の執行者に挑んだ。
 道化師の方はわからないが、終始マクバーンは楽しそうにしていた。少し前の不機嫌さはなくなったようだったが、それで本気にさせてしまったのは、仕方がないのだろうか。あの黒い焔の前に、やはりと言うべきか、何とか持つことはできたがこのままではやばいなと思い、ヴァリマールを呼ぼうとして道化師に霊的な障壁を張られてしまった。それがあるのを失念していた。
「クク、そんじゃあこのまま喰らい合うとしようぜ……!」
 なんか楽しそうだなマクバーンと思いつつも、どうすればいいのかと考える。このままでは、みんなが危険だ。
 そんな中、ユウナやクルトにミュゼ、そしてアルティナとアッシュが助けに来てくれて、正直助かった。
 ──マクバーンの不機嫌な声が聞こえたが、今は聞こえないふりをしておこう。

 そんなこんなで神機との戦いも終わり、クロチルダさんや、そして《蒼》のジークフリードという仲間の一人だった彼によく似た人物が現れたが、結社も去り、クロチルダさんも地精と名乗る彼らも去っていった。
 神機を燃やし尽くしたマクバーンの焔は流石に脅威と感じるが、それでも俺は──。


 クロスベルでの実験も終わったが、深淵にはまた逃げられ、折角あいつとの戦いで少しは解消できたイラつきが再び湧いてくる。
「カンパネルラ、しばらく野暮用で留守にするぞ」
 あいつの返事を聞かずに、転移の術を展開する。
「やれやれ、彼のところに行くのかな? まぁ、次の実験開始まで時間あるし」


 再びいつもの日常が戻ってきたある日の放課後、戸締まりを済ませ、宿舎に戻ろうと思った矢先、誰かに腕を取られ森の中へと引きずり込まれる。
「なっ……!」
 その相手を見て、大声をあげかけてしまうが、その前に唇を塞がれてしまう。
 キスされているとすぐにわかる。
 このまま流されたら何をされるかわかったものじゃないと抵抗するも、相手はびくともしない。それどころか、楽しそうに面白そうな表情をしていた。
「クク、反抗期か?」
「な、なんでここに……」
「会いに来ただけだが?」
「少し前に、会っただろう……内戦が終わった後は連絡してこなかったくせに。……会いに来てくれたこともないのに」
 そう言いながらも、やっぱり会えたことは嬉しいと感じてしまう。
 だけど素直にそう言えずに、少しだけ相手の服を強く握りしめる。それで意図が通じたのか、心底嬉しそうにする相手を見ると、やっぱり悔しいかもしれない。
「まぁ、あのときは聞けなかったことをお互い聞くとしようじゃねぇか。それで、リィン? 外でヤるのとどこか部屋でヤるの、どちらがいいか今すぐ決めろ」
「……は?」
 唐突すぎる相手の──マクバーンの言葉に、聞き返してしまう。
 なんかこれ、やっぱりやばい状況かと悟るが、逃げ切れる自信などない。むしろマクバーンなら、誰がいようが構わずに連れ去りそうだと思ってしまう。
「……外は嫌だ」
「んじゃ、行くか」
 どこへと疑問に思う前に、転移の術を使われ、気づいたら知らない部屋へと移動させられてしまった。
 あ、セレスタンさんに連絡し損なったな。言い訳でも考えておこう。
「俺と一緒にいるのに、他のことは考えるなよ」
「……はぁ、誰にも何も告げることができなかったんだから、仕方がないだろう?」
「俺と一緒にいましたとでも言えばどうだ?」
「言えるか!!」
 ニヤニヤと楽しそうに笑うマクバーンに側にあったクッションを投げるが簡単に避けられてしまう。
 そんなこと言えるわけがないのに。
「まぁ、それよりもだ。久しぶりだな、リィン?」
「っ……」
 こういうときだけ、名前で呼ぶのはずるいと感じる。
 いつもは灰の小僧って呼ぶのに、二人きりのときだけ、名前で呼ぶのは本当にずるいだろう。
 抱き寄せられるだけで、心が満たされるような気がした。
「……久しぶり、マクバーン。ずっと……会いたかった……戦いの場じゃなくて、二人で……」
 今度は俺からマクバーンの唇に自分の唇を重ねる。
 最初は軽い触れ合いだったキスも、徐々に深く、舌を絡め合う。
 俺は翻弄されながらも、マクバーンに答える。
「内戦の後、何してたんだよ……会いたかったんだ、本当に……。色々ありすぎて、どうしていいのかわからなかった時、会いたかった……」
「その時に会いに行っていれば、お前はこちら側に着ていたか?」
「それは……」
「そうだろうな。お前はこちら側に来ることはない。散々断り続けているしな? 俺がここまで誘っていても、お前は縦に首をふることはねぇ」
 マクバーンに誘われたところで、俺が結社に入ることはない。ずっと一緒に──と願っていても、それは俺が進んでいきたい道とは違う。だからマクバーンが言ったとおり、俺が首を縦に振ることはないんだろうな。
 でもだからこそ、こうやって会えている時間を大切にしたいという気持ちを込めて、マクバーンの首に腕を回して、そのままマクバーンを抱き寄せながらソファへと倒れ込む。マクバーンが腕で庇ってくれたお陰で、俺の背中に大した衝撃はなかった。
 自然と重なり合った口づけが合図となる。
 マクバーンが首筋を舐めあげ、そのまま歯を立て、ピクリと身体が震える。マクバーンにこのまま食い破られてしまうかもという恐怖もある。むしろそっちのほうがいいのかもしれないとさえ思ってしまう。そしてそのまま俺を喰らってほしいと。そうすれば、ずっと一緒にいられるのにという感情が沸き起こるが、マクバーンの手が服の中に入り込んだことで、その感情は分散した。
「喰らわねぇよ。喰らったら、お前にこうやって触れることもできないだろう?」
「っ……あぁ……そうだな……」
「そんな思いを抱くよりも、こっちに集中しろ」
 マクバーンの手が怪しく動いている。
 敏感なところを触られ、身体が少し跳ねる。
「んん……あっ……」
 マクバーンは俺が敏感に感じるところを集中的に刺激する。
 声を押し殺そうとすると、それを責めるかのように胸を強く摘まれる。
「声を抑えるな、リィン。ここにいるのは俺とお前だけだ。恥ずかしがることはねぇだろう」
「うっ……そう、だけど……。それでも恥ずかしいものは恥ずかしいんだが……」
「なら、そう思わないように激しくヤるか?」
 にやりと笑うマクバーンに嫌な予感しかしない。
 無事に帰れるんだろうかと、今日一日だけで解放してもらえるのだろうかと、不安に陥る。
 そんな心配事をしている間に、着ていた服は脱がされていた。
「他の考える余裕があるなら、激しくしても問題なさそうだな。覚悟しろよ、リィン」
 マクバーンのその言葉が、死刑宣告のように聞こえたのは、俺の気のせいなのだろうか。
 マクバーンが服を脱がそうとして、慌てて止めに入ってしまった。
「……おい、なぜ止める」
「あ、いや……」
「服を破いてほしいのか? お前がそれ望むなら引き裂いてやるが?」
 服を引き裂かれる訳にはいかないと、首を横に振る。
「だったら止めるな」
 そう言うとマクバーンは俺が敏感に感じるところを触りながら、服を脱がしていく。
 マクバーンが触るたびにいつも以上に感じてしまうのは、きっと久しぶりだからだ。でももっと満たしてほしい。
「んっ……っ、んん……は、ぁ……」
「クク、今日は感じやすいな?」
「それは! 久しぶり、だから……。」
「それだけか?」
「マクバーンは、何も思わないのか? 久しぶりで、嬉しいって思っているのは、俺だけなのか?」
 嬉しいって感じているのは俺だけなのだろうかと、不安になる。
 そう言うと、強く抱きしめられた。
「クク、お前だけがそう思っていると? 俺がどれだけお前と一緒にいる奴らに対して殺意を抱いているのか、分かっているのか? 特にⅦ組というあの繋がりを壊してやりたい。お前にとって大切なⅦ組を。お前を俺だけのものにしたいと思っているか」
 そう言いながらマクバーンは俺の頬を撫でる。
 そう思っていてくれていたんだ。でもやっぱり、俺にとってⅦ組は特別で。だけど──。
「たしかにⅦ組は大切だけど、マクバーンは俺にとって、特別な存在なんだ。Ⅶ組とは違った特別な存在」
 手を伸ばし、マクバーンの頬に触る。
 マクバーンはその手をとり、手の甲、手のひら、手首にキスを落としていく。
「リィン、覚悟しろよ。久しぶりで加減ができないかもしれないからな」
「何を言っても無駄だろうし、俺も久しぶりだから……そっちのほうが、嬉しい」
 お互い強く抱きしめ合う。

 部屋にリィンの喘ぎ声が響く。
「あぁ! いい、もっと………!!」
「もっと、なんだ?」
「もっと、奥に……ふぁ、はぁ……んん」
 リィンの望みどおりに奥を突くとリィンは甘い声を上げる。
 理性をなくしているようなときでも、俺が名前を呼べばこちらに向ける顔はとても嬉しそうだ。それでいて、普段は見ない表情もする。
 これは俺だけが見れる表情。
 身体を繋げた時にだけ見せる表情や仕草は俺だけが知っていればいい。
「気持ちいいか?」
 そう聞くとコクリコクリと頷く。
「マクバーンも、気持ち、いい?」
「あぁ」
「そっか、よかっ、た。……んぁ、っ……」
 俺の下で乱れるリィンの首筋に歯を立てる。痛みよりも、快感を感じているようだ。
 涙で潤んだ瞳でこちらを睨んでくるが、それはただ単に俺を煽っているだけだ。
 リィンを抱きかかえ、下から強く突き上げる。
「ふぁ…あぁ……深、い……っ……」
 リィンの中に熱を吐き出す。それと同時にリィンも熱を吐き出していた。
 身体を支える力すらないのか、俺にすべてを委ねている。そんなリィンの頭を撫でてやると、控えめだが甘えてくる。
 他の奴らにやられたら鬱陶しいと思ってしまうが、リィンは別だ。
「満足、した……?」
「まだ足りねぇ」
「実を言うと、俺もまだ……」
「クク。んじゃ、続きはベッドに移動してやるか」
 そう言って、リィンを抱き上げ、ベッドへ移動する。

 その後、散々満足するまでやりまくったせいで、リィンは動けなくなり、一日中ダウンしていた。
 そんな中でも第Ⅱ分校のことを考えていたな。
(第Ⅱ分校……燃やし尽くしてやろうか。そしたらお前はそんなに考えないで済むだろう?)
 お前は望まないだろうが、お前を追い詰めるようなことがあったら、俺は迷わずお前の大切なものを焼き尽くすだろう。
 たとえお前が嫌だと言っても──。

サイト掲載日 [2017年12月8日]
© 2017 唯菜

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開設:2014/02/13
移転:2017/06/17
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